▼技術情報室【 ヨルムンガンド 】


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【 テセウス 】
【 ヘル 】
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【 フェンリル 】

テセウスの後方支援組織。室長はセラフィーマ。
様々な側面からテセウスのバックアップを行うが、特にハッカー集団としての諜報活動が有名。

上層のニーベルングに比肩する情報力を有し、裏社会の情報においてはそれさえ凌ぐと言っても過言ではない。
裏事情に精通しており、非公式な情報網も多く有する。
諜報組織にあたって非合法な活動というのは付き物だが、ヨルムンガンドは特にその性格が強いといえよう。

諜報組織として見た際の主力は電子諜報サイビントだが、人的諜報ヒューミントも並行して行う。
情報提供者からしても、ヨルムンガンドからの提供依頼を断れば待っているのはヘルからの報復であり、
それを考えれば協力しないわけにもいかない……という相乗効果になっている。

ユグドラシルに入港する強制収容者の初回の管理も担っているが、
【スヴァルトアルフ】の登録売買については諸々の事情から手が出せない状況であり、歯がゆい思いをしているようだ。


公式サイト原文

ニーベルングに負けじとも劣らない情報力を持つ。
裏世界の情報においてはそれを凌ぐとも言ってもいい。
元々がハッカーによる情報収集組織だったため
裏事情に精通し、非正規の情報網を多く持っている。

ユグドラシルに入港してくる強制収容者の初回の管理も担っているが、
闇商会【 スヴァルトアルフ 】の【 登録売買 】には
権力やパワーバランスの関係で手を出せずにいて、
それに対して歯がゆく思っている。

情報源として重宝されるが、
敵に回したくないという事から敬遠される事も多い。



セラフィーマ

性別 女性
年齢 19歳
能力タイプ エスパー
異能名 ユビキタストレース
一人称
二人称 あなた、○○(呼び捨て)
三人称
ベース 基本的に丁寧語
その他
口癖等

ジョンの呼び方は「マスター」。

ジョン・ドゥの側近。情報室ヨルムンガンドの室長も担う女性。
上層のある研究所に被験体として囚われ、異能実験の被検体とされていたところをジョンに救われた。
以降、ジョン・ドゥひいてはテセウスに忠誠を近い、彼の右腕となるに至る。

ジョンを「マスター」と呼んで心酔しており、ファミリーの意向に己の判断を差し挟まない。
異能や役割の都合で動き回ることは少ないが、閉鎖的というわけではなく面倒見は良い方。
特に子供相手には優しく、全体的に血なまぐさいテセウスの中にあっては比較的穏当な感性の持ち主といえる。
とはいえ、それらもあくまでテセウスの信奉者という前提の下。ジョンの敵対者に冷徹という意味では他の幹部とそう変わらない。
事実、年端もいかぬ子供であるはずのシズカ・タチバナに対しても、「我々異能者にとっては邪魔者でしかない」と抹殺に肯定的だった。

異能【ユビキタストレース】は電脳空間へ己の意識を介入させるエスパー能力。
脳から直接延びている後頭部のコードを接続することで発動する。
ハッカーとしての腕は島内でも指折りだが、物理的な干渉力は皆無に近いため、電子戦以外の局面では基本的に無力という極端な異能。
サン・フィモンの最奥部には彼女のための巨大な専用端末があり、最大効率で効果を発揮するためにはこれを利用する。

「――マスターの御心のままに」
「私は毎日同じ事言って飽きないあなたの頭が心配です」
「ガラ、あなたそろそろ定職についてはどうですか。……あら失礼、パートタイマーか何かだと思ってました」


公式サイト原文

セラフィーマ
女性 19歳
能力タイプ エスパー
能力名 ユビキタストレース

ジョン=ドゥの側近。情報室ヨルムンガンドの室長も担う。
銀髪に加え、髪のようなケーブルを後ろで大量に束ねている。
アクセス感度を高めるスーツに身を包んだスレンダーな美女。

かつては上層の研究所に囚われ、
人体実験の材料とされていたところをジョンに救われる。
以来ジョンをマスターと心酔し、右腕となるほどの働きを見せる。

電脳空間へ意識を自由に行き来させる
【 ユビキタストレース 】を持つエスパー能力者。
機械に干渉し、まるで対話するかの如くハッキングやクラッキングを行う。
電脳空間において彼女の右に出る者はいない。

言葉は少なく、物静かであるが周りの者を常に気遣う優しい女性。
しかしジョンに敵対するものや、性格が合わないガラなどには
冷たい目線と辛らつな言葉を浴びせる面も持つ。

愛称はセラ。通称【 電子妖精 】。

「私はいつも――御心のままに。」 「マチルダ、あまり乱暴なことは控えてね。」


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