流浪の闇医者。
かつては才能豊かな拳法家だったものの、【ジョン=ドゥ】との交戦で不治の病に罹患。戦線を退き闇医者となった。
【死神】という物騒な異名は、元々は死期が近い彼を嘲って付与されたものである。
自らの施しに見返りを求めない無欲な人物。
治療中は多くを語らず、治療が終わってしまえば患者のその後に関知しないのが基本。
その様は機械的ですらあり、彼の存在を知りつつも不気味がって治療を受けない者も。
能力【 銀の聖者 】は自身や触れた対象の肉体に影響を与える異能。
「ツボ」を刺激することでさらに効力は高まる。
元々彼が学んでいた拳法の技術体系が異能に昇華されたものであり、彼はこれを医術に転用して施術を行う。
「私は永くない。死ぬまでに何人の命を助けることができるか、それが私の生きた証となる」
「命には限りがある、それは私もおまえも同じだ。限られた命の中で、成したい事を為せ」