▼中層【 ミズガルズ 】
YDF【 LUNA隊 】

中層のYDF部隊。
YDFの中でも機動隊に近い性格を持ち、事件の捜査よりも前線での作戦を専門とする。
隊員のほとんどは上層YDFやグレイプニル出身であり、そのためか交戦要員としての質は非常に高い。
一匹出れば三十匹出るとまで形容されるモヒカンへのカウンターとして、中層にその名を轟かせている。

……が、その実態はモヒカンと五十歩百歩な無法者の群れ。
13番隊とは別のベクトルで悪名高く、逃げ遅れた市民や人質を考慮せず攻撃をばら撒く程度は日常茶飯事。
いきおい、中層市民からはモヒカン以上に恐れられていることも少なくない。
上述の通り戦略的価値は高いので、応援を要請すると声がかかりやすいのが余計に厄介。

一番問題なのは、彼らの蛮行・奇行のほとんどは悪気がないということである。
どいつもこいつも理性が蒸発し切っており、モヒカンの破壊を咎めるためにそれ以上の破壊で全てを洗い流す。
善意故に改善の余地も見られないこの部隊が放置され続けている理由は、ユグドラシル七不思議の一つになっているとかいないとか。

なお、隊の名前については何らかの略称と言われているがはっきりしない。
市民からは「狂気LUNAtic」が由来だと当然のように揶揄されている。

【関連PC】 右藤 ビシュナル(&キッド)、ソルト・レイン、ラスター、TaroMan(偽)、
       鳥類大統領 U-ファルコン(& ライス・ルスキニア)、靉翁(あいおう)
【関連NPC1】 右藤 Ηイータ
53歳 35歳 女性 能力タイプ/アンノウン 能力名/本当に全く以て役に立たない銃 - ルナ・ガン -

 【LUNA隊】の隊長。一児の母親でバツイチ。
 「自称リーダー」が溢れかえるLUNA隊であるが、正式な隊長は彼女。
 【右藤 ビシュナル】の飼い主でもあり、彼が何をやらかしてもクビにならないのは彼女が手を回しているのが理由。
 職権濫用じゃねーか!!!!!!!

 クールで無表情、堂々とした立ち振舞からはかけ離れ、異常なほどの「無能」。
 自身の年齢を「53歳」と書いて提出したのは隊の中でも語り草になっている。
 社会常識が欠落していると思しき様子もたびたび見受けられ、
 「離婚」という概念を元夫から切り出されるその時まで知らなかったらしい。
 理解するまで2時間ほどかかったとか。

 撃った相手を「殺せない」能力【本当に全く以て役に立たない銃ルナ・ガン】を有する。
 トリガーは「対象へ向けて弾丸を撃つこと」であり、命中する必要はない。
 この異能で撃たれた相手は「絶対に死なない状態」となり、周囲の様々な害悪から運命的に守られる。
 非常に強固な異能だが、発動には寿命を消費する必要があり、その意味で万能ではない。

 無能かつ専横も激しい彼女がその地位を追われない理由には、まことしやかな「噂」がある。
 一説では「自らの異能で免職を回避している」とも、
 一説では「下層の【ジョン=ドゥ】をはじめとした要人を、緊急時に延命する役割を担っているため」とも囁かれる。
 その真偽は定かではない。

「よろしく頼む。」
「成程。お前はそういう風に死なないのか。」

【関連NPC2】 左沢あてらざわ にじ
不詳 女性 能力タイプ/アンノウン 能力名/スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス

 LUNA隊員の一人。
 一人称は「オイラ」、語尾は「~っす」、口癖は「圧倒的」。

 コーディネーター【知恵理】の改良モデルである、【ツクヨミシリーズ】のクローン。
 ツクヨミシリーズは緑色の髪と紫色の目が特徴。
 お金にがめつく、あらゆることに料金を請求する。自身が守銭奴であることに誇りを持っている。

 特殊な店舗を展開・アクセスできる異能、【スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス】を持つ。
 この異能でアクセスできる異空間ショップは、購入の過程をすっ飛ばして対象の下に商品を直接届ける性質を持つ。
 代金はキッチリ請求され、代金分自身の「財産」が引かれる。他人にこの異能を利用させる場合、手間賃込みで本来の倍の値段を要求する。

 左沢自身がこの異能を利用することはほぼなく、利用方法は専ら「LUNA隊員の弾薬の補充」。
 ちなみに代金は隊の仲間であっても容赦なく請求するが、グレーな銃火器を扱う人物の多い隊員たちにとっては、いくら割高でも欠かせない存在。
 ビシュナルはお得意様。

「うっす、オイラは左沢 虹っす!この情報量は10円っすよ。」
「圧倒的破格で何でも提供するっす!ああーん?前払いに決まってるっすよ!殺すっすよ!」


怪人【 エンダー・スミシー 】

中層にて噂される、神出鬼没の怪人。
その姿は千差万別とされ、あらゆる情報を知るが物事に直接干渉することはなく、
ただ情報を用いて他者を面白おかしく踊らせるためだけに存在しているという。

その正体はSNS【エンダー・スミシー】の参加者たち。
直接的な危害を加えてくることは少ないが、その膨大な情報網は全く予想のできない繋がりを生む。
詳細は全層共通キーワード【 エンダー・スミシー 】を参照。

【関連NPC】 アラン・スレンダー

オルレアンの噂

中層のエネミー勢力。オルレアンという組織が生んだ負の遺産。
子供の誘拐・洗脳を軸に、思想の画一化によって革命を達成しようと目論む。
詳細はエネミー勢力【 オルレアンの噂 】を参照。

【関連NPC】 ジョーン・アーク

悪意感染商工【 クリフォト 】

中層のエネミー勢力。【マジナリー】の悪意に共鳴した者たち。
規模は小さく組織立った活動もほとんど行わないが、
悪意に見返りを求めないその姿勢ゆえ、ある意味ではルーン企業連やスヴァルトアルフといった大組織以上に厄介。
詳細はエネミー勢力【 クリフォト 】を参照。

【関連NPC】 マジナリー

能力者解放戦線

中層のエネミー勢力。能力者革命を目指す過激派武装集団。
代表者【 ヤフヤ 】の解放とノーマル体制の解体を目的にテロを繰り返す。
詳細はエネミー勢力【 能力者解放戦線 】を参照。

【関連NPC】 ヤフヤ

映画スタジオ【 パズズ 】

中層のエネミー勢力。カルトムービーを乱造していることで知られる。
その実態は映画と称したスナッフフィルム群。
また、社長ミハヤの技術力や作品傾向の関係で生物兵器の開発のプロフェッショナルでもある。
詳細はエネミー勢力【 パズズ 】を参照。

【関連エネミー】 生物兵器
【関連NPC】 ミハヤ=オザキ

ファミリーレストラン【 しまうまダイナー 】

白黒ストライプがトレードマークのファミリーレストラン。
その実態は、モヒカンたちが空腹を満たすために集う魔境。

詳細は施設【 しまうまダイナー 】を参照。

【関連NPC】 硴崎 ユニコ

自然特区【 グラスランド 】

中層に最近開発中となっている区域。
森林や、小さな山、湖等、人工島ユグドラシルには滅多に存在しない自然を堪能できる場所であり、誰でも入る事が出来る。
そこにある木々、昆虫等は全て区域内にある研究所にて開発された人工的な物、あるいは能力により発育を促された物であるため、
区域外に影響を及ぼすことはないようにされている
また、昆虫等は本能的に区域外には出れないようにしており、生殖能力もある。

主な目的はこの島で生きる人たちにも自然を味わってほしいと言う純粋な願いから生まれた物だが、
開発のためにあらゆる場所からの援助を受けた結果、誰もがその区域に口出し出来る癖に誰もが責任を取らないとんでもない区域と化している。
現時点では開発中という事もあってか、施設はほぼ存在しない。


大樹【 ルビス 】

 グラスランド内に存在する異常空間。この内部は地図等に置いては「存在しない場所」となっており、内部ではGPS等も無効となる。
 そして訪れてから数十分が経過すると、急激な眠気と共に滞在者は意識を失い、元いた場所に還される。
 辿り着く条件は不明で、グラスランドを彷徨う内にいつの間にか、というケースが殆どのようだ。
 よって、その存在は現状ごくごく小さな「噂」程度にしか知られていない。

 この空間の中心には一本の樹が聳えている。
 大樹は人工的に再現されたもの等ではなく「本物の植物」であり、大きさは数十メートル単位にも及ぶ。
 ただし品種は既存のどんなものとも一致しない。

 葉は常に雨に打たれた後であるかのように濡れており、そこから落ちた雫は受けた者の傷をたちまちに癒す。
 これは肉体的な消耗は勿論、PSYエネルギーの異常にさえ干渉する。
 なお、直接雫を受けずとも落ちた雫は蒸発して霞となりこの空間内を漂うため、ただこの空間に滞在するだけでも効果がある。

 時折、この空間内では「穏やかな女性の声」が聞こえることがある。
 この大樹がPSY生命体として有する意思なのか、それとも別の何かが語り掛けてきているのかは不明である。


ニュー・ハムセル・デュシャン地区

【ハムセル・デュシャン】が地区長として管理・維持を行うエリア。
元は「モヒカン特区【ウェイストランド】」とまで揶揄される無法地帯であったが、
【グングニル】はこの地区の解放と再開発、治安維持をハムセルに任命。
その後ハムセルによってモヒカンの掃討作戦が実施され、現在に至る。

現在は中層における安心と安全の町として【エデン】の真似事をしながらハムセルが統治している。
(なおハムセルの居住は上層でありこの地区にあるのは別荘)
当然ながらモヒカンの出入りは厳禁。
ランドマークとして5mのハムセルの銅像が立っており、銅像の下部のスイッチを入れるとこの地区を開放した英雄譚(12分)を聞くことができる。
プロパガンダセンターのあるビルには街頭TVがあり、ハムセル自身による街のすばらしさを伝える広告が流れている。

「やぁみんな!この安全な街に住むためにパパとママがどんな苦労をしたのか知ってるかい?ズバリ!なにもしていなぁい!
 君達を守り、養っているのはこの私だ。両親に愛を!この私にもっともっと愛を!!」
「やぁみんな!知ってるかい?ニュー・ハムセル・デュシャンの外では、内臓が飛び出す可能性が8000%上昇するんだ!
 これは科学的に証明された数字だよ。」
「市民の諸君、ニュー・ハムセル・デュシャン地区ではゴミのポイ捨ては重罪だと知っていたかぁ?
 ああ、それから、この街の法に対する不平の言葉はゴミだからな。」

【関連PC】 ハムセル・デュシャン
【関連組織】 チーム世紀末覇者

ミュルクヴィズ街

中層のメインストリート。大小さまざまな店が軒を連ねている。
路上でのパフォーマンスも盛んに行われており、昼夜を問わず非常に活気のあるエリアである。
ただしウトガルド工業地帯に隣接している都合、モヒカンの出没率も高いので要注意。

奥まったエリアには怪しげな店も散見されるが、売春宿の類はチーム【 蒼龍 】によって厳正に管理されており、殆ど存在しない。

【関連組織】 チーム世紀末覇者、レディースチーム蒼龍
【関連エリア】 ウトガルド工業地帯

アイス店【 亜空の冷気 】

ミュルクヴィズ街の一角に出店しているアイス店。モヒカンの入店はお断り。
営業時間は10:30~18:30、定休日は毎月の第2・第4土曜。広くはないがイートインのスペースもあり、満席でなければ利用可能。
メニューはアイスクリームとシャーベットが主で、ソフトクリームは扱っていない。

外装・内装共に毒々しい色合いながらも小洒落た雰囲気が漂い、値段のわりに味もそこそこ。
それ故に学生客からの評判は意外と良好だが、店主があまりに無愛想なので社会人からの評判は散々。
コアな固定客は存在するようだが客足が多いとは言えず、何故潰れていないのかは疑問である。
収入源が他にあって、半ば趣味で営業しているのでは、とも。

ところで、この店には情報屋やその関係者が頻繁に出入りしているという噂もある。
真偽は不明だが、この店で風代わりな客と出くわしたなら面白い話を聞けるかもしれない。

【関連NPC】 アイラ=ヴァニス
27歳 男性 能力タイプ/クリエイター 能力名/クール・アイス

【亜空の冷気】店主の店主を務めるアラブ系の男。
能力者至上主義団体に所属していたクリーチャー使いの狂信者は他人の空似。

寡黙かつ愛想が悪く、常に仏頂面。客に話しかけられても適当にあしらうのが常である。
別にポリシーがあっての対応ではないので、常連客相手であれば暇な時間に話すこともある。
自分の店を懇意にしてくれる客にはサービスしたりもするので、無感情に接客しているというわけではないらしい。

チャームポイントは髑髏を模した着ぐるみの【クリームくん】。本人はマスコットキャラクターのつもりらしいが、お世辞にも可愛いとは言えない。

「……いらっしゃいませ、ご注文をどうぞ」
「今は業務中だ。聞き込みなら他の客にでも聞け……営業の邪魔だ」


占い師【 西條 希 】

ミュルクヴィズ街に出店する、無名のタロット占い師。

初回利用は15分500クレジット、2回目以降は予約制となり、30分3000クレジット。
営業時間は10:00~21:00。定休日は金・土。
露天商の体裁を取っているため、事情によって公園など別の場所へ移動する可能性アリ。

基本的に何でも占ってもらえるが、占い結果は全てリーディング技術の産物。
つまり彼女にスピリチュアルな才能は全くない
占いは元よりそんなものだと割り切るか、超能力が現実になったご時世ではただの詐欺だと感じるかはあなた次第。

【関連PC】 サニー
3歳ぐらい 女性(♀) 能力タイプ/サイキッカー 能力名/もうか

クラブ【 Going My Way 】

深夜に営業しているクラブ。営業時間は第20:00~30:00(午前6時)、定休日なし。
流れる音楽に合わせて踊るも良し、飯を食べるも良し、酒を飲むも良し、知らない人と意気投合するも良し。

ショーイベントも盛んにやっており、ステージ上のダンス、ライブ、ラップバトル等様々。
店内で喧嘩でも始まろうものなら、いつの間にかステージに上げられて観客が応援や賭け事を始める。そんな店。

【関連NPC】 上々 上
年齢不詳 性別不明 能力タイプ/??? 能力名/熱・響・導・心 - ヒート・ビート・リード・ハート -

クラブ「Going My Way」店長。DJ兼任。
楽しくて盛り上がる事が大好き。つまらなくて盛り下がる事が大嫌い。
そのため、自分の領域であるクラブ内では兎に角盛り上がればOKのスタンスであり、
つまらないものは即座に叩き出す過激な一面も併せ持つ。
基本的には善人だが、最終的な判断基準は楽しいかつまらないかなのでやや危うい。

能力【 熱・響・導・心 - ヒート・ビート・リード・ハート - 】は自分の声や音楽などの音に乗せ、周囲の精神状態を高揚させる能力。
簡単に言えばめちゃくちゃ盛り上がる。逆に盛り下げる事もできるが面白くないのでそうしない。
暗く沈んだ顔をした相手が5分後にはテンション上げて踊ってるレベル。


果樹園【 イドゥン 】

オルレアンが所有する果樹園。
屋内での完全閉鎖的栽培であり、果樹園というより植物工場と言ったほうが正確。
ただし野菜の類は取り扱っていない。

電気能力者用発電機、大気内H2O抽出装置、肥料合成装置、強力な照明、さらにそれらを供給するプラントが揃っており、
発電能力さえあればこの施設だけで半永久的に作物を栽培できる。
尤も、公営施設となってからは能力に頼らない一般的な運営手段を模索しているようだ。

ライラックホームに申請することで見学も可能。
生産設備はどれも植物を模した装飾が施されており、一見した景色はまさに森。空気も比較的澄んでいる。
他方、ところどころには生産工場らしい金属部分や機械仕掛けが見え隠れする。
その居心地は森林浴などとはおおよそ程遠いだろう。

長年に渡って正体不明の施設であったが、
オルレアンの調査によって管理人が発見され、実態がある程度明らかとなった経緯がある。
そんな管理人は肥料集めが趣味。肥料に使えそうなゴミを手土産にしてやると、きっと喜ぶだろう。

【関連組織】 オルレアン
【関連PC】 トロヴァオ

【 イドゥンフルーツパーラー 】

ニザヴェリール周辺にある2階建てのお店。
果樹園【 イドゥン 】で栽培された果物を提供している。
まさかの24時間営業。ただし22時~06時までは深夜料金。
また、6で割れる数の日付は定休日で、0時~6時までまで閉店となる。

1Fはスーパーマーケットの品物よりも数ランク上のフルーツギフトが並んでいたり、
解説文と共に果物や苗を展示する博物館のようなコーナーもある。
2Fはカフェとなっており、お手頃価格のデザート、高級果実を使ったランチ、ミラクルフルーツなどの珍果物も食べられる。
子供も小金持ちも満足できる品揃えとなっており、
人気のメニューはマンゴスチンがふんだんに使われたイドゥンパフェ、フルーツカレー、バナナジュース、ポルトガル風ワイン、ドリアン料理(要予約・個室限定)など。

求人情報としてはアルバイトからパティシエまでいつでも募集中。

【関連組織】 オルレアン
【関連NPC1】 東方 憲助
59歳 男性 能力タイプ/クリエイター 能力名/キング・ナッシング

【イドゥンフルーツパーラー】店長。
経営手腕も料理の腕もピカイチなので店のことはだいたいこの人がなんとかしている。
息子や孫も経営に携わったり、店員として働いているらしい。

能力は【キング・ナッシング】。
“匂いの形"を見ることができ、その形をパズルピース型クリーチャーで再現することができる。

【関連NPC2】 葛葉 紘汰
20歳 男性 能力タイプ/クリエイター 能力名/ヘルヘイムの果実

【イドゥンフルーツパーラー】店員。
接客はバイト敬語だし料理もとくに出来ない。

能力は【ヘルヘイムの果実】。
物体を植物に変化させることができ、ベルト型能力制御装置【戦極ドライバー】でクリーチャーを纏って戦う。
やたら強い。店員というより番犬かもしれない。


レストラン【 グラスブリレ 】

鋼音フラムが店長を務めるレストラン。
あるホテルの中に併設されており、営業時間は07:00~16:00。
以降の時間帯は別のレストランと入れ替わりになるので注意。

店主の甘いマスクもあってか女性客を中心に人気がある。
人気No.1料理は特製デミグラスソースのふわとろオムライス。
予約制だが、メニューにない料理のリクエストも可能。レジ横の手作りお菓子もお持ち帰りにどうぞ。

【関連NPC】 鋼音 フラム
25歳 男性 能力タイプ/??? 能力名/フラッシュマン

モロボシ道場

中層にある道場。
異能を上手く扱えない者や、護身術を学びたい者たちが集う場所である。

その性質もあって能力差別、ノーマル差別はご法度。規則を破ると追い出される。
講師の中にはバスターライラックの隊員が割といるが、趣味の範疇であり他意はない。
多分。おそらく。

異能の使用を許可された一室や、武器・武装の使用を許可された一室もあり、
道場と言うよりは訓練用の建物に近い性質を持っている。
やたらと広く設備が充実しているため、なんか上層から援助されてるような気がしないでもない。

【関連PC】 ニシムラ・カイエン
【関連NPC】 諸星 弾
年齢不詳 男性 能力タイプ/??? 能力名/???

元バスターライラック隊員であり、現在は中層にある【モロボシ道場】の師範代。
「中層での事件」の際に右足を骨折しており、それ以来一線を退き、道場での教育に励んでいる。
時々自分の事を「セブン」と名乗る。

元はとある生物兵器生産の実験の産物で、兄弟たちにより研究所が破壊された時に脱出した。
その後は諸星健師範に拾われ、運よく生き延びた。行方不明になった兄弟たちを探しているという。
全身の赤いウルトラ族。


ナグルファル

中層の闇市場にて販売されているアンドロイド。
総数は不明だが、あまり多くない流通頻度と法外な金額から、20体にも及ばない可能性が高い。
足の裏には【ムスペル】のサインが署名されており、関係が推察される。

その姿は【ジョルダーノ=ブルーノ】のそれに酷似しており、命令がない限り常に読書に勤しんでいる。
(史実の修道士。中世において地動説を強固に主張した結果、異端として火刑に処された)
ただしAIはあまり賢くないらしく、会話はできないし自分の名前より長い情報は覚えられない。
読んでいる本の内容もどこまで理解できているかは怪しい。

未知の技術により、周囲(最大で1km²ほど)の人間に対するテレパシーを遮断する機能を持つ。
中層を支配する【アリス=ディアーネ】のエスパー能力に対する最大のメタであり、
摘発を恐れる危険なエネミー組織の本拠地にはナグルファルが設置されている事が多い。
当然その購入・所持は違法であり、バスターライラックやYDFによって破壊対象に指定されている。

火刑に処された人物をモデルにしているだけあって、よく燃えるらしい。

【関連組織】 ムスペル