敷地内に孤児院の併設された遊園地。定休日は「月」「水」「金」と、比較的多め。
子供達の為に遊具を設置する内に凝りに凝っていき、気がつけば大規模になってしまったので商業施設化したらしい。
入場の際はボディチェックと登録情報照合に加え、「インターカム」の装着を求められる。
こちらのインターカムは暴徒鎮圧用のジャミング機能が搭載されている。
遊園地内とはいえ、下層でこういった安全対策は必須ということなのだろう。
アトラクションのレパートリーは【ローラーコースター】【フリーフォール】【ロック・クライミング】【メリーゴーラウンド】など定番のものに始まり、
ひとりでに浮遊する風船を撃ち落とすアトラクション、自律移動するぬいぐるみと模擬戦闘など自分の能力を絡めて遊ぶことができるものもある。
レストランではニブルヘイム港から直送されたシーフード料理も堪能可能。
下層には似つかわしくないほど美しく幻想的な空間ではあるものの、
「潮風の当たる場所なのに遊具にはサビ一つない」「遊具設置の資金源」「一部アトラクションの原理」など不明な要素も多い。
オーナーであるクエンティン氏に問い詰めるとテセウス技術政策総合研究所から安全認可を受けていることを明かすが、
それ以上は企業秘密の一点張り。
従業員の異能を遊園地の稼働に使っている事は認めているが……?