▼悪意感染商工【 クリフォト 】


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近年、中層にてその名が囁かれるようになった商業組合。
イメージワードは【悪意】。

組織としての規模は非常に小さく、特定の本拠地は存在しない。
表立って店を構えるメンバーも少なく、露店や行商といった業態が基本。
そもそも彼らは組織と呼べるような集団ではなく、創始者【マジナリー】と出会い、
その思想を知り、行動しようと思った者達の総称である。
故にメンバー同士の繋がり等は皆無で、時にはその悪意によりメンバー同士で殺し合うことさえある。

メンバーの共通項は二つ。
「創始者【マジナリー】と接触している事」と「悪意を以て活動している事」。
日用品から武器兵器、毒薬から犯罪計画まで、彼らの扱う「商品」は多岐に渡る。
セールストークという名の犯罪教唆によって悪へ堕ちた客も少なくない。
【マジナリー】に心酔している狂信者、なんだかんだで利益を求める強欲商人、ただ世界を荒らしたいだけの愉快犯、
彼らの動機は様々だが、本質となる行動原理はあくまでも「悪意」である。

当然ながらオルレアンはおろかチーム世紀末覇者にも警戒されており、他層の組織にも危険視されている。
秩序を破り、混沌を濁らせ、自由を祓い、束縛を裂き、経済を穢し、社会を壊し、世界を染める。
世界の全てにとって忌々しいこの組織は、たった1人の人間の自分勝手な考えから始まった。


シェアワールド原文

 近年、中層にて勢力を伸ばしてきた商業組合。イメージワードは【悪意】。
 ルーン企業連や闇商会スヴァルトアルフと比べると規模は非常に小さく、特定の本拠地も持っていない。
 メンバーにも表立って店を構える者はほぼおらず、露天商や行商といった神出鬼没の体裁を取っており、中にはまともな商売をしている影で、クリフォトとして活動しているメンバーも。

 メンバーの共通項は2つのみ。「クリフォトの設立者である【マジナリー】と接触している事」と「悪意を以て活動している事」。
 「自由」も、「利権」も、行き着けば「利益」すら求めていない。彼らはただ、「悪意」を撒き散らしている。
 日用品から武器兵器、毒薬から犯罪計画まで、彼らの扱う「商品」は多岐に渡る。セールストークという名の犯罪教唆によって悪へ堕ちた客も少なくない。
 【マジナリー】に心酔している狂信者、なんだかんだで利益を求める強欲商人、ただ世界を荒らしたいだけの愉快犯、動機は様々だが行動原理は1つ。「悪意」である。
 厳密に言えば彼らは組織ではない。ただ【マジナリー】と出会い、その思想を知り、行動しようと思った者達の総称である。
 それ故にメンバー同士の繋がりなど全く無く、時にはその悪意によりメンバー同士で殺し合う。

 当然ながらオルレアンはおろかチーム世紀末覇者にも警戒されており、他層の組織にも危険視されている。
 秩序を破り、混沌を濁らせ、自由を祓い、束縛を裂き、経済を穢し、社会を壊し、世界を染める。
 世界の全てにとって忌々しいこの組織は、たった1人の人間の自分勝手な考えから始まった。


マジナリー

性別
年齢
不明
能力タイプ アンノウン
一人称 ???
二人称 ???
三人称 ???
ベース ???
その他
口癖等

【クリフォト】創設者。
上述したようにクリフォトは組織でないため肩書としては適切でないが、ともかく始まりとなった人物である。

彼の持つ能力【虚数定義】は完全に暴走しており、他者はおろか自分自身さえ正確な姿を捉えられない。
(彼の目には自分の姿は不定形の靄に見える)
ジャマー能力や因子暴走等あらゆる手段を用いてもそれを解決出来なかった彼は、
原因を「自分と世界のピントが合っていない」と考え、その末に世界を自分側に寄せればいいと結論付ける。
彼は自己理解出来る僅かな情報から、自らのルーツが「悪意」にあると考えて
世界を悪意に染め上げる事を決意。

見る者によってその姿を変え、学生服の少年から髭を生やした黒髪の男、
淫靡な雰囲気の尼僧や初老の紳士等あらゆる姿を認識される彼であったが、その根幹には常に悪意があった。
その悪意によるカリスマ性は強く、時折彼の言葉に共感し、洗脳される者が出る。
彼はそういった者に思想を語り、悪意を感染させ始めた。それが【クリフォト】の始まりである。
上層や下層にもわずかながら彼の狂信者は存在し、情報や物資を時折流させている。
中層を主だった活動場所としているのは、
中層が最も均整の取れた環境であり、悪意で染めるのに適していると考えたから。

能力は【 虚数定義 - ジ・イマジナリー - 】。
世界に対し、自身の存在を「虚ろ」にするアンノウン能力。
100人がマジナリーを認識すればそれぞれ100通りの人物像を捉え、そのどれもが真実ではない。
これは生物の認識だけでなく、映像や音声といった記録、
果ては記憶にまで及びやがては僅かな残滓しか残らない。
誰にも正確に認識されず、どこにでも存在しどこにも存在しない。誰でもあって誰でもない。
そんな彼の目的は、「自分の顔を見ること」だけである。


シェアワールド原文

【 タイトル 】マジナリー
【 分類 】人物
【 条件 】正体を明らかにしないこと
【 説明 】
 性別、年齢共に不明。本人すら判別不可。
 能力……虚数定義(ジ・イマジナリー)
       世界に対し、自身の存在を「虚ろ」にするアンノウン能力。
       100人がマジナリーを認識すればそれぞれ100通りの人物像を捉え、そのどれもが真実ではない。
       これは生物の認識だけでなく、映像や音声といった記録、果ては記憶にまで及びやがては僅かな残滓しか残らない。

 【クリフォト】創設者。組織ではないため厳密には異なる言い方となるが、始まりとなった人物である。
 彼(性別不詳)の持つ能力【虚数定義】は完全に暴走しており、他者はおろか自分自身さえ正確な姿を捉えられない。(彼の目には自分の姿は不定形の靄に見える)
 ジャマー能力や因子暴走等のあらゆる手段を用いてもそれを解決出来なかった彼は、その原因を「自分と世界のピントが合っていないから」と考え、その末に世界を自分側に寄せればいいと結論付ける。
 彼は自己理解出来る僅かな情報から、自らのルーツが「悪意」にあると考えて世界を悪意に染め上げる事を決意。

 見る者によってその姿を変え、学生服の少年から髭を生やした黒髪の男、淫靡な雰囲気の尼僧や初老の紳士等あらゆる姿を認識される彼であったが、その根幹には常に悪意があった。
 その悪意によるカリスマ性は強く、時折彼の言葉に共感し、洗脳される者が出る。彼はそういった者に思想を語り、悪意を感染させ始めた。それが【クリフォト】の始まりである。
 上層や下層にもわずかながら彼の狂信者は存在し、情報や物資を時折流させている。
 中層を主だった活動場所としているのは、中層が最も均整の取れた環境であり、悪意で染めるのに適していると考えたから。

 誰にも正確に認識されず、どこにでも存在しどこにも存在しない。誰でもあって誰でもない。
 そんな彼の目的は、「自分の顔を見ること」だけである。


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